多糖類・複合糖質

栄養士の基礎勉強講座〜わかりやすい生化学〜

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多糖類・複合糖質

 

多糖類

 

多糖類は単糖が10個以上グリコシド結合した糖のことを指しています。

 

構成される単糖が同じ一種であればホモ多糖(単純多糖)、複数の種類の糖からな

 

る多糖類をヘテロ多糖(複合多糖)といいます。

 

ホモ多糖には植物の貯蔵糖の一種であるでんぷんや、動物の貯蔵糖で肝臓や骨格

 

筋などに多く含まれるグリコーゲン、構造糖に分類される植物の細胞壁を構成し

 

ているセルロースなどがあります。

 

ヘテロ多糖には、植物由来の寒天グルコマンナンキシロース

 

動物由来のヒアルロン酸ヘパリンコンドロイチン硫酸などがあります。

 

主な多糖類▼

 

多糖類の種類

結合様式

特徴

ホモ

多糖

 

 

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でんぷん

 

アミロース

グルコースが一列に

α-1,4結合(直鎖状)

・貯蔵多糖類
・アミラーゼにより分解

アミロペクチン

グルコースα-1,4結合(直鎖状)にβ-1,6結合が分岐

・貯蔵多糖類
・アミラーゼにより分解
・でんぷんの粘着性に関わる

グリコーゲン

 

グルコースα-1,4結合(直鎖状)にβ-1,6結合が分岐

・貯蔵多糖類
・アミラーゼにより分解、
・分岐の頻度がアミロペクチ  
 ンよりも高い

セルロース

 

グルコースβ-1,4結合
(直鎖状)

・植物の細胞壁を構成
・人は消化酵素生を持たないため体内では利用できない

キチン

 

N-アセチルグルコサミン
β-結合(直鎖状)

えびやカニなどの甲殻類に含まれる

ヘテロ

多糖

 

 

 

ヒアルロン酸

 

グルクロン酸とグルコサミンが繰り返し連続し結合

・動物由来
・硫酸基を持たない

コンドロイチン硫酸

 

グルクロン酸とN-アセチルグルコサミンが繰り返し連続し結合(直鎖状)

・動物由来
・硫酸基を持つ

寒天

 

アガロースとアガロペクチンからなる 植物由来

グルコマンナン

 

マンノースとグルコースが
β-1,4結合

植物由来

 

複合糖質

 

複合脂質というのは、たんぱく質や脂質と共有結合した糖のことです。

 

主にプロテオグリカン糖たんぱく質やスフィンゴ糖脂質、グリセロ糖脂質からなる糖脂質があります。

 

プロテオグリカンはたんぱく質とグリコサミノグリカンの複合体で、皮膚や軟骨などの結合組織に含まれ、保水などの機能があります。

 

スフィンゴ糖脂質にはセレブレオシドガングリオシドと呼ばれるものがあります。

 

ちなみにヘテロ多糖のヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリンも複合糖質に含まれます。

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