短大・専門学校で栄養士を目指すなら、管理栄養士の大学へ行こう!

短大・専門学校で栄養士を目指すなら、管理栄養士の大学へ行こう!

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短大で栄養士を目指すより、管理栄養士過程の大学や専門学校に進学の道を考えてみてください。⇒各都道府県の管理栄養士を目指せる大学・専門学校

 

というのも、栄養士と管理栄養士には就職の際にかなりの差が生まれます。

 

病院などの専門的知識が必要な場所で働きたいなら、今の栄養士の世界では管理栄養士の資格が必須となっています。

 

病院はほとんどの場合、管理栄養士募集です。

 

正社員の給料も三万から五万円程度は違いますし、パートであっても時給が200〜300円程度違うところも多いです。

 

これを年間で考えてみてください。多目に見積もって月に五万円違うと、年間で60万円の差になります。

 

5年で300万円も差が生まれるのです。

 

栄養士、管理栄養士問わず一番就職先として多いのが委託の給食会社ですが、委託給食で同じ仕事をしていても管理栄養士を持って

 

いると大抵の場合資格手当てがつくので給料にかなり差が出ます。

 

よく聞くのが、栄養士だけを取得してからも三年経験を積めば管理栄養士国家試験の受験資格があるのだから(詳しくはこちらのページで)
どうにかなると思っている人。

 

高校生の方やあまり栄養士の世界を知らない社会人で栄養士にまず知っておいて欲しいのは、栄養士が経験を積んでから国家試験を受けて管理栄養士を取得するのは本当に大変だということです。

 

2016年度の国家試験合格率を見てもらうとわかりますが

 

新卒 管理栄養士過程の大学専門学校合格率 85.1%

 

既卒 栄養士過程の短大、専門学校 ※三年以上経験を積んでからの方達 9.2%

 

こんなに合格率に差があるのです。毎年合格立はそこまで変わりません。

 

100人受けても9〜10受かるかどうかくらいです。

 

というのも、栄養士の短大卒の方は基本的なことは勉強しますが、国家試験を受けるための勉強をしていません。

 

しかも経験を積まなければ受けれないので、大抵の人は働きながら勉強をします。

 

中学生が自己流で勉強して、 大学の入試を受けるようなものです。

 

管理栄養士の国家試験は対策をしていれば、そう落ちるものではありませんが、その対策を自己流でするのはかなり無茶なことです。

 

私自身、調理師を専門学校で取ってから大学に進学したので元々あまり勉強は得意ではなかったのですが、大学でしっかりと国家試験の
対策をした結果、9割の点数を取ることができました。

 

国家試験は6割取れれば受かるので、難しいことではありません。

 

ただ、元々国家試験の勉強がわからないのに加えて、働きながらなので時間もあまり取れないために受かりにくいのです。

 

もし、大学の資金面で不安があったとしてもちゃんと両親にそういった現実面での話をして、納得してもらい、できるだけ四年制の大学や専門学校へ進学することを考えてみてください。

 

後で絶対に後悔します。

 

大学の費用と奨学金、特待生

 

管理栄養士の大学の平均的な学費(入学金を除く)は年間で〜円、四年間合計で〜くらいになります。※臨地実習費、教科書代などを入れるとさらに10〜20万円程度かかります。

 

一般的な文系の大学と比べると実習が多いため管理栄養士の大学、専門学校の学費は高めです。
この費用面で悩む方も多いのではないでしょうか。※特に受験を控えているその両親がですが。

 

一度パンフレットを請求して比較してみましょう。⇒各都道府県の管理栄養士を目指せる大学・専門学校

 

学費を抑えるには?

国公立の大学なら四年間で250〜300程度で済みますが、私立となると倍以上かかることがほとんどです。

 

しかし、国公立となると元々の募集人数も30人程度で、(私立は60〜120人)かなりの倍率になり、難易度はかなりのものになります。

 

もちろん、国公立の方が学費は安いし、就職先もかなり良くなりますが受からなければ意味がありません。

 

国公立を目指して勉強するのももちろんですが、私立大学の特待生制度を利用するのも手です。

 

ちなみに私はあまり有名ではない大学出身ですが、その大学は特待生制度がかなり充実していて、四年間授業料が全額免除でした。※合計450万円くらいです。

 

国公立や有名な私立大学は難易度が高い分、就職には有利ですが、あまり有名ではなく国家試験の合格率も低い大学は特待生制度
が充実していたりします。

 

実際のところ国家試験自体は自分の意識次第なので、どこの大学へいこうが自分次第です。

 

就職先においても、やる気があればいいところに就職できます。

 

女性の多い大学なので、学費のことを気にする人は少ないかも知れませんが、奨学金を例にして一度考えてみましょう。

 

両親又は自分で奨学金を足しにして授業料を払うとして、月に八万円借りたとしましょう。

 

無利子は意外と難しかったりするので利子を二%として考えます。

 

8×1.02=8.16

 

これを四年間借りたとします。

 

合計391万円になります。

 

卒業後に働きながら月々に30000円支払い、ボーナスでは払わないとして

 

11年間くらい毎月三万円支払い続けることになります。

 

まだ、働いていないのでわからないかもしれませんが、三万円のローンが10年も続くのはほんとうにきついです。

 

今の時代、栄養士の免許だけだとかなり損をすることになるので、先を見据えて進学を考えましょう。

 

各都道府県の管理栄養士を目指せる大学・専門学校を掲載しています。是非パンフレットを請求してくださいね。

 

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