食道・胃・腸の食事療法

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食道・胃・腸の食事療法

 

口内炎に対する食事療法

 

口内炎とは?

口内炎とは口腔粘膜の炎症の総称で、原因によって局所的なものと全身性病変によるものの2種に大きく分けられます。

 

原因

 

局所的な口内炎

 

・咀嚼の際や歯磨きなどでできた傷などによる外傷

 

・細菌やウイルスなどによる感染

 

 

全身性病変による口内炎

 

・感染

 

・栄養障害

 

・薬剤などによる副作用など

 

※原因不明な場合も多くある。

 

治療

 

あまりにひどい場合や原因疾患、明らかな栄養障害などの場合はその疾患に対する治療が必要になります。

 

原因がわからない場合はステロイドを用いたり、うがい薬を用い治療を行い、口腔を清潔に保つように唾液分泌の促進剤などを用いることもあります。

 

 

 

胃食道性逆流症

 

酸性の胃の内容物(胃酸を多く含むもの)が食道内へ逆流して胸やけなどの症状が起こる病態を総称して胃食道性逆流症と呼び、

 

食道のびらんや潰瘍を伴うものを逆流性食道炎と呼びます。

 

 

原因

 

食道裂孔ヘルニアや肥満者に多く、下部食道括約部圧の低下によって胃酸が逆流して起こります。

 

※下部食道括約部は食道と胃のつなぎ目のことを指し、胃に入ってきた食物を絞り袋の口のように出入りを調整しています。

 

 

栄養食事療法

・食後(特に夕食後)、すぐ横になったりせずに消化をしっかりと行う時間を作り、食生活のリズムをしっかりと考える。
 最低でも30分は座ったままの姿勢でいることが望ましい。

 

・多量のアルコールや消化の悪い食べ物(高脂肪食)、香辛料など刺激の強い食べ物の多量摂取は避け、よく噛みゆっくりと食べるようにする。

 

・胃瘻などの栄養管理を行っている患者などの場合は、粘度の低い食べ物は逆流しやすいのでできるだけ粘度を高いものを選択する。

 

・肥満者の場合は減量を行い、適正体重を維持するようにする。

 

 

栄養アセスメント(評価)

・BMI、体重から肥満者かどうか判断する。

 

・食道炎による胸やけなどで食事の摂取が減少し、低栄養状態になっていないかを体重減少やAlbなども確認。

 

・食事の時間帯や就寝時間、食事内容をしっかりと確認する。
  ⇒夜遅くにご飯を食べている
  ⇒食後すぐに横になったり、寝る
  ⇒アルコール摂取の量、頻度
  ⇒脂肪過多の食事
  ⇒刺激物(コーヒーや香辛料の多い食べ物)

 

・胃瘻などの栄養管理を行っている患者の場合は栄養剤の種類、投与方法を確認、問題はないか判断する.

 

栄養管理計画 

・重篤な場合
 経口摂取の禁止、中心静脈栄養の選択の場合、エネルギー不足にならないように留意し栄養剤の選択を行う。

 

・非肥満者で経口摂取可能な場合
 ⇒低栄養患者 タンパク 1.2〜1.5g/kgを確保
 ⇒それ以外の患者 タンパク 0.9〜1.0g/kgを確保
※高脂肪食は避け、20〜25%に設定する。

 

・肥満者の患者
 体重の減量を目標とし、消費エネルギーを下回る設定をし、計画する。
 ※タンパク量1.2g/kgは確保するように

 

・胃瘻の患者
 胃内容物の逆流を防止するために、粘度の高い栄養剤を選択する。

 

・外来患者
 外来患者の場合、生活習慣に問題がある場合が多いので、リスクファクターとなる生活習慣の是正が必要になる。 
 ⇒夕食時の時間・睡眠までの時間の是正、アルコール・刺激物の摂取制限、脂肪の多い食品の摂取制限など

 

栄養指導 

栄養アセスメントをしっかりと行い、リスクファクターになる生活習慣の是正を行いましょう。

 

特に私の経験上多いのが、仕事上生活習慣がどうしても乱れてしまうという患者さんが多いので、

 

できるかぎり患者さんの生活習慣に見合った計画を立てるようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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