大学・短大教員として働く栄養士の仕事内容

大学・短大教員として働く栄養士の仕事内容

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大学や専門学校で助手や教授、講師などとして働いている管理栄養士も数多くいます。しかし、少子高齢化の影響で学校は経営難に陥っているとこも多く、正社員ではなく契約社員や臨時職員といった雇用形態を採用している学校が多い傾向にあります。

 

私の通っていた大学では、准教授という立場であっても契約社員の先生もいました。大学院、博士過程まで通い、教授までなった場合はある程度給料も高いようですが、経営難の影響もあってかボーナスの支給がなかったり減給されたりする学校も多いようです。助手として働くのであれば、卒業校などで欠員があった場合採用されやすいものの、一般の企業などより給料が安く残業代も出ないといったところも多いようです。

 

 

主な就業場所は?

 

管理栄養士・栄養士・調理師等養成学校

 

給料・賞与(ボーナス)は?

 

不明

 

※求人を探してみたところ、【本学の規定に準じる】と書いている場合が多く、公開している学校はありませんでした。

 

私の通っていた大学の偉い教授の賞与は700万円程度だったそうです。※経営難でなくなりましたが。。。

 

助手の先生は、手取りで17〜8程度で残業代はつかず、賞与はないと聞きました。ご参考までに

 

休日は?

月休日 4〜9日(基本は土日祝日)
年間休日 不明
夏冬休暇 10日程度

 

大学や短大の場合、助手や教授に関わらず研究やオープンキャンパス、イベントなどで休日が潰れる場合が多く、一か月に全く休みがないということもあります。

 

特に管理栄養士養成校の場合、国家試験対策や各種イベント、実習先への挨拶などの理由で本当に休みが少ないそうです。

 

思っている以上にハードな職場だそうです。

 

具体的な仕事内容は?

・各授業の講師
・試験用紙作成及び採点
・イベントの計画及び実施
・授業計画及びそれに伴う資料などの作成
・実習計画及び実習先への挨拶
・国家試験対策
・高校などへの入学者勧誘
・研究
・卒業研究及び卒業論文の計画及び実施、補助など
・オープンキャンパス案内
・学会への参加
等々、本当に業務量は多いと思います。

 

就業時間帯は?

 

9:00〜20:00

 

管理栄養士養成校の場合、授業がかなり多いため、場合によっては20時近くまで授業を行っている場合もあります。

 

残業はあるの?

 

残業は思っている以上に多く、大学が閉校時間になるまで残っている教員も多いです。

 

転勤や異動はあるの?

 

ほとんどありませんが、希望によっては関係の深い学校の中で異動ができる場合もあるそうです。

 

就職活動

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私立の大学や専門学校であれば、比較的募集は出ていますが、教授や准教授などの講師業務を行う場合は大学院で修士もしくは博士号を取得し、専門教科分野での研究経験が必須になります。

 

大学や専門学校の教員を目指すのであれば、ほぼ確実に大学院へ進学しそれなりの研究経験が必要だと思っていた方が良いでしょう。

 

助手であれば比較的簡単になることができますが、卒業生に声をかけて採用する場合が多いです。