※当サイトでは一部広告を使用しています。
私は新卒で総合病院に管理栄養士として勤務する傍ら、【管理栄養士の大学と勉強 管理栄養士のお仕事】というサイトを立ち上げました。
運営歴としては一応8年くらいになりますが、このサイト以外にもいくつか作成し、最終的にこのサイトにまとめたので実際に始めたのはもっと前になります。
始めた理由としては、
1,上司の給料を聞いて、絶望したため
2,できればどこに居ても、PC一つで仕事ができるようになりたかったため
大まかにはこの二つです。
私が初めて働いた病院は400床程度の病院で、管理栄養士は8名体制でしたが、辞める人も多く残業も常態化していました。
給食が直営だったこともあり、多い時期には残業が月に120時間を超えることもありました。
上司は科長という立場でしたが、役職がつくと年俸制になり残業代が基本的には出ず、私はそれなりに貰っているんだろうなと思っていました。
しかし、ある飲み会のときに上司が給料について愚痴っていて、大まかな年収を聞いてびっくりしました。
上司はNSTやCDEJなどはもちろん、様々な資格を持っていて、残業も一番していました。
それだけやって、年収が450万円程度だったのです。
病院の給与ベースが低いかというとそうでもなく、私の給料も新卒栄養士にしては良いほうでした。
栄養士の給料が低いか問題についてはよくTwitterなどでも議論されますが、やはり一般的には低いのかなと思います。
都会で大学卒なら新卒でも400万円ほど貰っていた人もいたので、当時私は管理栄養士という仕事に絶望しました。
大学当時から病院で働きたいと思っていて、新卒当時も過酷な環境の中でも勉強を頑張っていましたが、その日から頑張る方向性を変えようと思いました。
「ちゃんとお金のことも考えないとな」と思ったのをよく覚えています。
また、二つ目の理由として本業以外に収入源があると、やりたいことができると考えていました。
私はいつかは海外で働いたり、生活してみたいと思っていて、そのためには貯金はもちろんですが、日本に居なくてもある程度収入源を確保したいと考えていました。
実際に1年近く海外で働いたのですが、コロナの件もあり、この副業がなければ無一文で帰国する羽目になっていたと思います。
そういった背景があり、自分の経験や知識をお金に変える方法を模索し、辿り着いたのがWEBサイトの運営だったのです。
結論から言ってしまうと、当サイトの総利益(経費を差し引いてない利益)は年間約120万円程度になります。
今年はやや多いですが、ここ三年間は毎年100万円前後でした。
ちなみにWEBサイトの収入は基本的に二カ月後に振り込まれるので、今年度の総収入は10月までの報酬額で大体予想がつきます。
11〜12月の報酬は翌年の1月と2月に振り込まれるので、来年度の収入になります。
WEBサイトに使う時間は年間で2〜30時間程度なので、時給換算すると4〜5万円くらいにはなるのかなと。
これはある程度WEBサイトの記事数があるのと、長期間に渡り運営しているためドメインパワーが強いためそこまで時間を欠ける必要がないためです。
※ドメインというのは大まかにいうとサイトURLを構成する要素の一つで、同じものは存在せず、基本的には長年WEB上にあればあるほど新しいドメインより評価されやすくなります。
WEBサイトやブログを運営するのにかかる費用は、サーバー代とドメイン代です。
どちらも毎年経費としてかかりますが、私の場合で年間約6000円程度です。
今年は使っているサイト作成ソフトが新しくなり導入したため2万5千円程度余計にかかっていますが、10年程度使えると考えているので減価償却費として換算できるため実質数千円程度かなと思います。
純利益は経費や人件費を差し引いた最終的な利益のことをいいます。
人件費はもちろんかかりませんし、経費も1万円以下(ソフト導入は減価償却費で2500円で計算)で済んでます。
当サイトの純利益計算
総利益 | 経費(ドメイン、サーバー、ソフト) | 純利益 |
---|---|---|
¥1,247,600 | ¥8,748 | ¥1,238,852 |
当サイトの今年度純利益は¥1,238,852でした。
単純に総利益から経費を引いただけですが、他に経費はかかっていないためこの金額になります。
では次に利益率を求めていきましょう。
利益率は総利益から経費を差し引いた額を総利益で割るだけです。
本来は原価や人件費などに対してどれだけの利益が生まれたのかを表す指標になります。
当サイトの利益率
総利益−経費(純利益) | 純利益÷総利益×100 | 利益率(%) |
---|---|---|
1,247,600-8,748 |
1,238,852÷1,247,600×100 | 99.3 |
利益率は約99.3%という数字になりました。
正直あまり利益率などに詳しくはないので適当ですが、一般的な利益率と比較するとあり得ない数字だと思います。
私の場合、記事の外注などをせず全て自分で書いているのでほぼ経費がかからないためこのような数字となりますが、本来普通の会社などであれば、ここに人件費や原価費がかかるので通常はもっと低い数値になります。
一般的な企業の場合だと利益率20%でかなり良い方みたいですが、個人のWEBビジネスの強みはここにあります。
ほぼ全てが利益となるため効率だけでみるとかなり良いことがわかります。
恐らく、栄養系ジャンルでなければもっと稼げていると思います。(複雑ですが)
栄養士系のジャンルは広告単価が安く、また訪問者の母体が少ないためどうしても100万円前後で頭打ちになっていしまいます。
今のところ栄養士系の個人ブログなどで、私よりも稼いでいそうな栄養士は見当たりませんが、恐らく雑記ブログなど一般の方向けで上手くやればこのサイトよりも稼ぐことは難しくはないと思います。
それ以上に大きなアドバンテージも存在するので、目先の利益ばかりみずに興味があれば挑戦してみることをおすすめします。
※あまり増えすぎてライバルが多くなるのも嫌ですが...。