管理栄養士国家試験　おすすめの参考書

管理栄養士国家試験は年々難しくなってきていると言われています。応用問題も昔よりも増え、聞きなれない専門用語も多くなり独学で勉強するのであればしっかりと参考書を揃えて対策しなければ合格は難しいでしょう。

 

そこで今回は元病院管理栄養士である私が実際に使っていた参考書や社会人になって「これは使える」と思った管理栄養士国家試験対策の参考書をランキング形式でご紹介します。私も毎年国家試験はチェックしているので参考になるかと思います。合格に向けて頑張りましょうね！

 

こちらも参考に⇒病院管理栄養士が教える国家試験勉強法　具体的な勉強方法

 

どんな参考書を選ぶべき？必ず必要なものをピックアップ

 

管理栄養士国家試験対策の参考書は

１）と２）の２冊は絶対に必要です。全科目を網羅している参考書はクエスチョンバンクのような科目ごとに解説がしっかりしたボリュームのある参考書です。

 

さらも過去問題集も必ず解説付きのものを揃えるようにしましょう。ただ闇雲に過去問題を解くのではなく、理解しながら解くと効率的に勉強できます。

 

ただし、この二冊を揃えても、生化学や栄養学、臨床栄養等の分野になるとどうしても理解できないことが出てきます。なので学生の時の教科書が古い人や持っていない人は１〜２冊程度基本が載っている参考書を購入しておくと良いと思います。⇒深堀して学ぶたい人におすすめ参考書

 

また＋αで外出時や通勤・通学のときに見ることのできる電子書籍やWEBサイト（無料で使える過去問）などがあるとさらに勉強の習慣が身に付きます。※電子書籍は初回半額クーポンがあったりと安く買えることが多いです。

 

注意点としてどんな参考書を購入するにしても必ず最新版を選びましょう。法律によって数値が異なっていることが多々あるので、勉強したことが無駄になることもあるので注意しましょう。

管理栄養士国家試験の必須本【クエスチョンバンク（QB）】

 

管理栄養士国家試験対策の定番といっても過言ではないクエスチョンバンク、国家試験に合格したいのであれば必ず購入しておくべ一冊です。ほぼ全ての管理栄養士学科の学生が持っています。QBは全ての科目を網羅し、尚且つ分かりやすい解説が載っているので、久々に勉強する人にも易しい参考書です。

 

また膨大な情報量を誇るQBならではの機能があり、LINEで語句索引を行うことができます。これが何気に便利で、出版元のアカウントを友達追加し調べたい語句に「？」をつけて送信するだけでどのページに載っているかさっと調べることができます。
下記参照

 

ただし、過去問題は昨年度の１年分しか掲載がないので別途過去問題集は購入する必要があります。あくまで基本となる教科書として使える参考書です。

 

おすすめポイント

過去問題集ならこれ！【SGS管理栄養士国家試験/過去問題&解説集】

 

筆者自身が実際にいくつか使ってみた中でも圧倒的に使いやすかった過去問題集で、とりあえずはこれを購入しておけば間違いないと思う一冊です。４０年以上に渡り、管理栄養士国家試験対策を行ってきた実績のあるSGSが出している過去問題集になります。

 

過去問題集には無駄なテキストや解説は必要ありません。過去問題集は考えながら問題を解き、出題傾向を知ることが目的なので、SGSのようなできるだけシンプルなものがおすすめです。

 

おすすめポイント

 

スマホや持ち歩きにで効率的に勉強！【管理栄養士国家試験よく出るワード別一問一答】

 

頻出問題を中心に一問一答形式にしてあるので効率的に学びたい方や、小さくて軽いので持ち運びにおすすめな一冊です。メインの参考書としては使い勝手が難しいですが、外出先や電車などでさっと取り出して勉強するのには向いています。応用問題の解き方も紹介してくれているので、難易度が高い問題の練習用に持っておいてもいいかもしれません。

 

またこちらの参考書は電子書籍でダウンロードし、ちょっとした隙間時間に勉強するのにも最適です。下記のように問題文のページ⇒回答と簡単な説明になっていてスマホでも使いやすいのが特徴です。電子書籍を扱うサイトの多くは初回半額クーポンがあるので、参考書も安くなるので試してみましょう。

 

初回で買うならクーポンが多いhontoがいいですよ。⇒公式サイト⇒hontoはこちらから

 

おすすめポイント

 

有名大学監修　安心の過去問題集　【管理栄養士国家試験 受験必修過去問集（女子栄養大学）】

 

栄養学部としては全国的に有名な女子栄養大学が監修している過去問題集で、価格を気にせず安心のある参考書を欲しい人にはおすすめ。内容も至ってシンプルで読みやすいのがポイントですが、やや価格が高いのが難点です。過去5年分の過去問とそれぞれに解説があり、他の過去問題集と比較すると解説が充実している印象です。

 

おすすめポイント

 

 

深堀して学ぶたい人におすすめ　【栄養士・管理栄養士のためのなぜ-どうしてシリーズ】

 

深堀して勉強しておかなければなかなか点数の取りにくい分野をQBや過去問題集と併せて勉強したい場合におすすめの一冊です。基礎栄養学や臨床栄養学、応用栄養学のシリーズがあり、キャラクターが解説してくれるので分かりやすく、勉強を始めたばかりの人にも易しい内容となっています。

 

どちらかといえば、他の参考書で分からないことや理解できないことを調べながら学ぶのに適しています。価格も1冊1500円程度と安価なので購入しやすいのもポイントです。

 

おすすめポイント

 

社会人になっても使える臨床栄養のおすすめ参考書　【臨床栄養管理 (Nブックス)】

 

新卒1年目、総合病院で勤務していた私も使っていた参考書で、基礎的な臨床栄養が学べます。価格も専門書にしては安く、とりあえずはもっておいて損はない一冊。国家試験勉強にも役立ちますが、就職してからも復習するのにも使えるのでおすすめです。

 

おすすめポイント